エマソンの技術が

Qatargas社の液化天然ガス増産に貢献し、

クリーンで信頼性のあるエネルギーを求める世界の需要に対応

天然ガスは化石燃料の中でも最も環境に優しい燃料であると考えられており、その需要は増加する一方です。天然ガスを液化天然ガス(LNG)に変換することで貯蔵や輸送が低コストで済みます。Qatargasは施設を拡張してこの10年間の終わりまでにLNGの生産量を年間1,000万トンから4,200万トンに拡大したいと考えていました。この意欲的な目標を実現するため、Qatargasの生産能力の拡張ペースはかつてない高水準に設定されました。そして、この拡張を安全かつコスト効率良く実現可能に支援しているのが、エマソンの技術です。

LNGにより実現した天然ガスの優れた輸送手段

カタールはイラン、世界第3位の天然ガス埋蔵量を誇りますが、ヨーロッパやアジアの顧客にガスを輸送する手段を必要としています。

 

天然ガスは複雑な工程を経て精製され、超低温で冷却されて液化されます。この液化された天然ガスは「液化天然ガス(LNG) 」と呼ばれます。

 

LNGは天然ガスの何分の1かの容量しか取らないため、海上輸送時の貯蔵や輸送が低コストで済みます。

 

目的地の港に着くと、LNGは 再ガス化ターミナルで再加熱されて気体に戻されます。

 

最終的に、LNGは パイプラインを通じて 顧客に供給されます。

 

エマソン・プロセス・マネジメントは、Qatargasが行った
過去最大のLNG生産施設4施設の建設を支援しました。
この施設建設により、生産量は140%~200%増加しました。

エマソンの技術がQatargas社の液化天然ガス増産に貢献し、クリーンで信頼性のあるエネルギーを求める世界の需要に対応

天然ガスは化石燃料の中でも最も環境に優しい燃料であると考えられており、その需要は増加する一方です。天然ガスは石油や石炭と比べてよりクリーンに燃焼し、大気中に排出する有害な化学物質も少ないというメリットを持ちます。

カタールはイラン、ロシアに続いて世界第3位の天然ガス埋蔵量を誇ります。しかしカタールが位置する中東から、二酸化炭素排出量削減のために天然ガスを必要とするヨーロッパ、アジア、その他の地域までパイプラインを建設するのは、困難であり、経済的にも見合いません。

Qatargasは、天然ガスを液化天然ガス (LNG) に変換するインフラストラクチャーを建設する目的で1984 年に設立されました。液化天然ガスは天然ガスに比べて体積がかなり小さいため、貯蔵や船舶による輸送が低コストで済みます。天然ガスは複雑な工程を経て精製され、超低温で冷却されて液化されます。目的地の港に着くと、LNGは再ガス化ターミナルで再加熱されて気体に戻され、パイプラインを通じて顧客に供給されます。

クリーンに燃焼する天然ガスへの需要の高まりをビジネスチャンスと捕らえたQatargasは、2004年にエマソンを訪れました。Qatargasは施設を積極的に拡張して、2010年末までにLNGの生産量を年間1,000万トンから4,200万トンに拡大したいと考えており、この目標の実現に必要な業界の専門知識と世界各地での実績を持った技術パートナーを求めていました。

「無理だと思われていたこと」。. この意欲的な目標を実現するため、Qatargasの生産能力の拡張ペースはかつてない高水準に設定されました。そして、この拡張を安全かつコスト効率良く実現可能に支援しているのが、エマソンの技術です。

Qatargas社は現在、カタールのラスラファン工業都市に世界第4位の規模を誇る「LNGトレイン」(LNG生産施設)を建設中です当新施設は敷地面積約10 km2の広大なスケールを誇ります。天然ガスを冷却、凝縮して液化する新型トレインは1列の全長が1 kmにも達します。Qatargasの旧型トレインの年間生産能力が260万~320万トンであったのに比べ、このメガトレインは1列で年間780万トンのLNGを生産することができます。

 

Qatargas社はエマソン・プロセス・マネジメントを選択して、複数のメガトレインに最新のデジタルオートメーションテクノロジーを装備し、プラントをできる限り効率よく、高い信頼性と安全性で操業しています。DeltaVデジタル・オートメーション・システムおよび1万基以上のインテリジェント・フィールド機器をネットワークしているのはエマソンのPlantWebデジタル・アーキテクチャです。デジタルフィールド機器は、生産プロセスと貯蔵のほぼすべての面について、継続的かつリアルタイムで監視および診断を行います。問題が発生した場合は、エマソンの予防保全ソフトウェアがオペレーターや保守担当者に通知するため、検出された問題がプラントの運転に影響を与える前に迅速に修正することができます。

Qatargas社はさらに、エマソンのスマートワイヤレスシステムを導入して、インテリジェントフィールド機器を配線なしで制御システムにリンクしているため、コミッショニングにかかる時間と導入コストを削減することができています。また、エマソンのエンジニアによる設備資産管理サービスと高度な技術訓練、さらに総合的パーツ管理プログラムもこのプロジェクトを支えています。

Qatargasはエマソンの世界的な専門能力ネットワークと生産能力を活用しながら、このプロジェクトに取り組んでいます。ラスラファン工業都市にあるQatargas社の現場では、約50名のエマソンの従業員がプロセスオートメーションシステムの導入とコミッショニングに携わっています。これまで3つの大陸(ヨーロッパ、北米、アジア)で数千人のエマソンの従業員がプロセス管理テクノロジーと機器の開発、およびソフトウェアプログラミングに関わっており、Qatargas社のメガトレインの立ち上げと運用の成功を支援してきました。

2009年4月6日、Qatargas社はQatargas 2プロジェクトを竣工しました。この施設は、主に英国、ヨーロッパ、およびアジアの市場にLNGを供給するために使われます。また、Qatargas 3および4プロジェクトの一部として、2010年末までにさらに2列のメガトレインの立ち上げが計画されています。これらすべてのメガトレインにエマソンのプロセスオートメーション・テクノロジーが完備されています。

エマソンの支援によって、Qatargas社はクリーンに燃焼する燃料の供給量を拡大しつつあります。これによって世界の国々のエネルギーの選択肢をひとつ増やすことができ、環境によりよい選択ができるようになります。

ウェブサイト:エマソン・プロセス・マネジメント
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