世界中で活用される

エマソンの

食品保存技術

バナナなどの生鮮食料品を長距離輸送するときには、温度や湿度の制御が重要になります。世界最大の生鮮果物生産業者ドールは、収穫から店先までのバナナの輸送に、エマソンのコープランドデジタルスクロールコンプレッサの技術を装備した冷蔵コンテナを使って温度と湿度を正確に制御しています。

エマソンの試算では、そのエネルギー効率の高いデジタルスクロールコンプレッサーを冷蔵コンテナに使用することでバナナ業界は冷却にかかる燃料費を1,000万ドル、廃棄損失を5億ドル、年間で削減可能です。

バナナ輸送の基本

温度が2、3度上がると、バナナは早く熟成しすぎたり縮んだりします。

理想的な温度 = 華氏58.0度 / 摂氏14.4度

温度が2、3度下がると、バナナは黒くなり、熟成しません。

 

エマソンの斬新なイノベーションのメリット

エマソンのコープランドデジタルスクロールコンプレッサ

華氏±0.5度(摂氏±0.3度): 正確な温度幅

46%: さらに優れたエネルギー効率

1000万ドル:燃料費削減

5億ドル: 排気損失低減による節約

15%:炭素ガス放出を低減

 

バナナが店頭
に並ぶまでの長
い道のり

収穫

トラックで港まで輸送

航洋船に積載

輸送先港に到着

トラックで各店舗まで輸送

 

バナナが重要視される理由

毎年370億ポンド(約170億トン)のバナナが世界中に輸出されています。

バナナは世界中のあらゆる国で消費されていますが、生産している国は非常に限られています。

 

世界中で活用されるエマソンの食品保存技術

世界での年間出荷量が370億ポンド(約1,700万トン)におよぶバナナは、世界一人気の高い農産物です。あらゆる国で消費される一方、生産国はそれほど多くないため、長距離の輸送を経て店頭に並ぶことになります。

バナナの輸送は簡単なことではありません。収穫されたバナナは畑ですぐ冷蔵コンテナに入れ、温度を14.4℃にまで下げます。その後、トラックで港に運ばれたバナナは輸送船に積み込まれます。輸送先の港に到着すると冷蔵倉庫に入れられ、そこからまた冷蔵トラックに積まれて店へと運ばれるのです。この過程のどこかで温度がたとえ数℃でも理想の温度より下がると、皮に黒い斑点ができ、うまく熟成しません。また、温度が数℃でも上がると、早く熟成しすぎたり縮んだりします。

無理だと思われていたこと」 エマソンのコープランドデジタルスクロールコンプレッサーを搭載した最新型の海上輸送用冷蔵コンテナを利用すると、正確な温度・湿度管理によって温度変化を+/- 0.3℃の範囲に抑えることができます。これは、果物や野菜のような傷みやすい農産物を、荒天に遭遇する可能性があって品質保持のための厳しい温度・湿度管理が要求される海上輸送で運ぶ場合に特に重要です。利益率の低い食品業界では、輸送時の温度・湿度管理失敗による製品の劣化は大きな懸念材料となっています。

生鮮果物と野菜の生産・販売で世界最大手のDole社は2005年、使用する冷蔵コンテナをコープランドデジタルスクロールコンプレッサーを搭載したシステムへとほぼ全面的に切り替えました。同社はコンテナ内の熱をすばやく除去するのにエマソンの技術を利用しています。デジタルスクロールコンプレッサーは、畑での収穫時点で理想的なレベルにまで温度を引き下げ、バナナが店頭に並ぶまでの過程における温度管理のエネルギー効率を46%向上させることができます。

 

エマソンの試算では、そのエネルギー効率の高いデジタルスクロールコンプレッサーを冷蔵コンテナに使用することでバナナ業界は燃料費を1,000万ドル、廃棄損失を5億ドル、年間で削減可能です。また、バナナの輸送に関わる炭酸ガス排出量も15%減らすことができます。

エマソンのデジタルスクロールコンプレッサー使用によるその他の利点:

  • - 理想的な温度にするまでの時間を25%短縮(従来のコンプレッサーとの比較);
  • - デジタル制御による正確な温度管理とエネルギー消費の極小化;
  • - クラス最高水準の耐腐食性と信頼性を極めて過酷な環境下で実現
  • - 軽量 (約43キロ)従来のコンプレッサーは約147キロ。

10年前、冷蔵コンテナのユーザーがスクロールコンプレッサーを使用する割合は5%にも達していませんでしたが、現在では5割を超えています。Dole社など食品輸送に関わる多くの企業が、傷みやすい農産物の価値を守り、エネルギー費用を抑え、環境にも貢献するというエマソンのスクロールコンプレッサー技術がもたらす利点に気づいたのです。

ウェブサイト:エマソンの気候関連テクノロジー
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